胆汁 について 正しい の は どれ か。 理学療法士国家試験 胆汁についての問題4選「まとめ・解説」

第108回看護師国家試験午前の12番 胆汁の作用はどれか 類題をまとめてみた

胆汁 について 正しい の は どれ か

消化・吸収です。 消化酵素を覚えましょう。 唾液:プチアリン(唾液アミラーゼ)はでんぷん(炭水化物)を麦芽糖に分解する。 胃液:ペプシノーゲンは蛋白質を分解する。 膵液(十二指腸から出る) 膵アミラーゼ:炭水化物を分解 トリプシン、キモトリプシン:蛋白質を分解 リパーゼ:脂肪を分解 胆汁には消化酵素は含まれていないが、脂肪を乳化し分解しやすくする。 胆汁の中に含まれている胆汁色素(ビリルビン)や胆汁酸はほとんどが回腸で吸収され、肝臓に戻る(腸肝循環)。 腸液(小腸の刷子縁から出る) マルターゼ:麦芽糖をブドウ糖2個に ラクターゼ:乳糖をブドウ糖とガラクトースへ スクラーゼ:ショ糖をブドウ糖と果糖へ分解 アミノペプチターゼ:蛋白質を最終的にアミノ酸まで分解 腸リパーゼ:脂肪を分解 では問題です。 41-031 誤っている組合せはどれか。 ペプシンは蛋白質を分解します。 42-031 誤っているのはどれか。 1.食物が口腔内に入ると胃液分泌が起こる。 2.食物の視覚刺激によって胃液分泌が起こる。 3.ストレスによって胃液分泌が抑制される。 4.セクレチンはガストリン分泌を促進する。 5.胃液分泌の過程は3 相に分かれている。 答:4 セクレチンはガストリン分泌を抑制します。 43-030 唾液について正しいのはどれか。 1.唾液分泌中枢は中脳にある。 2.交感神経の興奮で分泌する。 3.1 日の分泌量は1~1. 5 リットルである。 4.蛋白質を分解する。 5.分泌が増すと口腔内pH は低下する。 答:2. 3 1.唾液分泌は顔面神経(顎下腺、舌下腺)と舌咽神経(耳下腺)によっておこるため、中枢は橋と延髄となります。 2.交感神経によって、少量の粘液性の唾液が分泌されます。 消化に関わる大量の唾液は副交感神経の作用です。 3.正しい。 4.唾液はでんぷんを分解します。 5.唾液のpHは中性ですので、唾液によってpHが変わることはありません。 44-030 胆汁について正しいのはどれか。 2つ選べ。 1.pHは酸性である。 2.コレステロールを含む。 3.胆嚢で産生される。 4.脂肪を乳化させる。 5.成分の大部分は体外に排出される。 答:2. 4 1.胆汁はアルカリ性です。 2.正しい。 3.胆汁は肝臓で産生され、胆嚢で濃縮、貯蔵されます。 4.正しい。 5.胆汁成分の大部分であるビリルビンや胆汁酸は回腸で吸収され再利用されます。 46-P-66 唾液によって分解されるのはどれか。 rehakokushi. 消化酵素を覚えましょう。 唾液:プチアリン(唾液アミラー ゼ)はでんぷん(炭水化物)を麦 芽糖に分解する。 胃液:ペプシノーゲンは蛋白質を 分解する。 膵液(十二指腸から出る) 膵アミラーゼ:炭水化物を分解 トリプシン、キモトリプシン: 蛋白質を分解 リパーゼ:脂肪を分解 胆汁には消化酵素は含まれていな いが、脂肪を乳化し分解しやすく する。 胆汁の中に含まれている胆 汁色素(ビリルビン)や胆汁酸は ほとんどが回腸で吸収され、肝臓 に戻る(腸肝循環)。 腸液(小腸の刷子縁から出る) マルターゼ:麦芽糖をブドウ糖 2個に ラクターゼ:乳糖をブドウ糖と ガラクトースへ スクラーゼ:ショ糖をブドウ糖 と果糖へ分解 アミノペプチターゼ:蛋白質を 最終的にアミノ酸まで分解 腸リパーゼ:脂肪を分解 では問題です。 41-031 誤っている組合せはどれか。 ペ プシンは蛋白質を分解します。 42-031 誤っているのはどれか。 1.食物が口腔内に入ると胃液分 泌が起こる。 2.食物の視覚刺激によって胃液 分泌が起こる。 3.ストレスによって胃液分泌が 抑制される。 4.セクレチンはガストリン分泌 を促進する。 5.胃液分泌の過程は3 相に分かれている。 答:4 セクレチンはガストリン分泌を抑 制します。 43-030 唾液について正しいのはどれか。 1.唾液分泌中枢は中脳にある。 2.交感神経の興奮で分泌する。 3.1 日の分泌量は1~1. 5 リットルである。 4.蛋白質を分解する。 5.分泌が増すと口腔内pH は低下する。 答:2. 3 1.唾液分泌は顔面神経(顎下腺 、舌下腺)と舌咽神経(耳下腺) によっておこるため、中枢は橋と 延髄となります。 2.交感神経によって、少量の粘 液性の唾液が分泌されます。 消化 に関わる大量の唾液は副交感神経 の作用です。 3.正しい。 4.唾液はでんぷんを分解します。 5.唾液のpHは中性ですので、 唾液によってpHが変わることは ありません。 44-030 胆汁について正し いのはどれか。 2つ選べ。 1.pHは酸性である。 2.コレステロールを含む。 3.胆嚢で産生される。 4.脂肪を乳化させる。 5.成分の大部分は体外に排出さ れる。 答:2. 4 1.胆汁はアルカリ性です。 2.正しい。 3.胆汁は肝臓で産生され、胆嚢 で濃縮、貯蔵されます。 4.正しい。 5.胆汁成分の大部分であるビリ ルビンや胆汁酸は回腸で吸収され 再利用されます。 46-P-66 唾液によって分 解されるのはどれか。 *************** * もりもと塾 HP: *************** *.

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第51回国試(生理学)

胆汁 について 正しい の は どれ か

類題1 胆汁について正しいのはどれか。 2つ選べ。 1.pHは酸性である。 2.コレステロールを含む。 3.胆囊で産生される。 4.脂肪を乳化させる。 5.成分の大部分は体外に排出される。 胆汁は肝臓で産生されるアルカリ性の液体です。 胆汁中に含まれる胆汁酸は、コレステロール誘導体で、脂肪を乳化させてリパーゼによる消化を促進します。 胆汁酸は大部分が小腸から再吸収されます。 よって、答えは2と4です。 類題2(第102回看護師国家試験) 脂肪を乳化するのはどれか。 胆汁酸塩 2. トリプシン 3. ビリルビン 4. リパーゼ 胆汁酸塩には、脂肪と水を混ざりやすくする役割があり、これを乳化といいます。 トリプシンは、膵液に含まれる蛋白質を分解する酵素です。 ビリルビンは胆汁の色素成分で、尿や便の色となります。 リパーゼは、脂肪を分解する消化酵素で、膵液と腸液に含まれます。 よって答えは1になります。 類題3(第107回看護師国家試験) 肝臓の機能で正しいのはどれか。 胆汁の貯蔵 2. 脂肪の吸収 3. ホルモンの代謝 4. 血漿蛋白質の分解 胆汁の貯蔵は、胆嚢の機能です。 脂肪の吸収は、小腸の機能です。 肝臓は、ホルモンの分解に関わります。 肝臓では、血漿蛋白質の合成を行っています。 よって答えは3になります。 胆汁の作用は、看護師国家試験の定番分野なので、しっかり確認しておきましょう。

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第108回看護師国家試験午前の12番 胆汁の作用はどれか 類題をまとめてみた

胆汁 について 正しい の は どれ か

第51回国試 生理学分野の正解と解説 午前 59 平衡聴覚器について正しいのはどれか。 1.半規管は頭部の回転運動を感知する。 2.半規管は鍋牛神経の支配を受ける。 3.半規管にはコルチ器が存在する。 4.蝸牛管は内リンパの流れが受容器の刺激となる。 5.蝸牛管には耳石が存在する。 正解:1 解説 半規管にある感覚毛の束はクプラといい、これがリンパ液で曲げられて頭部の回転加速度を神経インパルスにコードする。 半規管の神経は前庭神経。 蝸牛神経とあわせて第VIII脳神経(内耳神経)となる。 コルチ器官があるのは蝸牛管で音を検知する。 蝸牛間内のリンパ液の振動が基底膜の振動になり基底膜の上にあるコルチ器官の蓋膜に付着する有毛細胞の毛が曲げられて振動(音)を神経活動に変換する。 平衡感覚器である卵形嚢と球形嚢の中にある有毛細胞の上に耳石があり、頭部の運動に伴い有毛細胞が刺激されて上下(卵形嚢)水平方向(球形嚢)の直線加速度が神経活動に変換される。 60 皮膚について誤っているのはどれか。 1.立毛筋は横紋筋である。 2.表皮には基底層が含まれる。 3.真皮には感覚受容器が分布する。 4.エクリン腺は全身の皮膚に分布する。 5.皮下組織は脂肪細胞で占められている。 正解:1 解説 立毛筋は交感神経に支配される平滑筋である。 皮膚の構造は、外側から表皮、真皮、皮下組織からなる。 表皮のほとんどは角層(角化細胞ケラチノサイト)で色素細胞(メラノサイト)も含む。 真皮は表皮に突出した乳頭層、乳頭下層、網状層からなる。 皮下組織のほとんどは脂肪細胞からなり、その下(内側)に筋層がある。 表皮と真皮の堺に表皮に属する基底膜がある。 基底膜の細胞が分裂増殖して表皮になる。。 真皮はコラーゲン、エラスチン等の弾力性線維が豊富にあり、神経週末、感覚受容器、汗腺、皮脂腺、毛包、血管がある。 エクリン腺は全身にあり、体温調節を行う器官である。 アポクリン腺は毛嚢(毛包)に開口する汗腺で、腋窩、外耳道、鼻翼、鼻前庭、乳輪、臍囲、外陰部等にある。 体温調節には関係ない。 62 骨格筋の収縮について誤っているのはどれか。 1.電気刺激を与えた場合に筋活動電位が収縮に先行して生じる。 2.支配神経に単一刺激を加えて起こる収縮を単収縮という。 3. 単収縮が連続して起こると階段現象がみられる。 4.刺激頻度を5 --6 Hz に上げると強縮が起こる。 5.速筋は遅筋に比べ強縮を起こす刺激頻度の関値が高い。 正解:4 刺激頻度が少なく、各個の単収縮が完全に融合せず、収縮曲線が動揺するものを不完全強縮、単収縮が完全に融合し、動揺のないものを完全強縮とよぶ。 遅筋は収縮スピートが遅く弛緩するのも遅いので、低い刺激周波数で完全強縮になる。 「刺激頻度の閾値」という言葉はあまり適当でない。 閾値は刺激強度のことで刺激頻度ではないことが多いからである。 ある刺激頻度で初めて現象が認めれるようなことを意味しているのだろう。 あながち間違いとはいえないが、普通使わないのでやめたほうがいい。 臨界融合頻度という言葉があるからである。 また、純粋に遅筋(Type I)あるいは速筋(Type IIb)だけの筋というのはほとんどないから、その混ざる割合で完全強縮になる頻度が異なることが予想される。 筋によってちがうだろうし、個体差もある。 筋線維のみの性質では決まらない(筋膜等の筋に付帯する組織)ので、個々の収縮が融合して見えなくなるというのは一概には言えないだろう。 カエルの結果をもって哺乳類に当てはめるのも問題がある。 いずれにしろ数Hzでは不完全強縮にしかならないだろうから4が誤り(正しい選択肢)になるだろう。 63 神経筋接合部の神経伝達物質はどれか。 ただし、「骨格筋の」神経筋接合部の とすべきである。 心筋ではノルアドレナリン、アセチルコリンだしほかの平滑筋ではノルアドレナリンだからである。 64 運動時の変化について正しいのはどれか。 1.脳の血流量が増加する。 2.皮膚血流量が減少する。 3.内臓血管の拡張が起こる。 4.骨格筋の血管収縮が起こる。 5.心臓への静脈還流量が増加する。 正解:5 脳血流は安静・運動時、睡眠・覚醒時にかかわらずほぼ一定である。 運動すると発熱するので、皮膚血流を増やし放熱する。 内臓血管は収縮し、血液を骨格筋や皮膚により多く配分することになる。 心臓から血液をより多く拍出する必要があるわけで、そのためには心臓に戻ってくる血液(静脈還流量)が増えないといけない。 心臓の前後で血液が滞留することはない。 静脈還流量が増えれば(減れば)心拍出量が増える(減る)ことになる。 静脈還流量が増えるの運動にともなう筋ポンプの作用である。 65 強制呼気時に働く筋はどれか。 1.胸鎖乳突筋 2.外肋間筋 3.大胸筋 4.横隔膜 5.腹斜筋 正解:5 安静時の呼吸は吸息運動だけで、呼息は肺や胸郭のコンプライアンス(弾性の逆数)で行われるが、運動時には呼息運動も必要となる。 呼息筋は内肋間筋、腹筋群である。 ちなみに、正しい呼びかたは「強制呼息時」である。 吸気、呼気はガスのことを示し吸息、呼息は運動のことを示すからである。 66 胆汁について正しいのはどれか。 1.pH は酸性である。 2.消化酵素が含まれる。 3.胆細管から分泌される。 4.総胆管から小腸内に排出される。 5.小腸内の胆汁は大半が大腸で再吸収される。 正解:4 解説 胆汁は肝細胞で作られる黄褐色のアルカリ性の液体で、胆汁酸を主成分とし、酵素は含まない。 胆細管は分泌細胞ではない。 肝臓内で胆細管が集まって肝内胆管となり、肝臓から出て肝外胆管=総肝菅となり胆嚢に胆汁を送り込む。 胆嚢から総胆管を通り膵臓で膵菅と合体し十二指腸に開口する。 総胆管は膵菅と合流して十二指腸に分泌するので。 細かく言うと4は正確ではない。 分泌された胆汁酸はほとんどが小腸(回腸)で再吸収される。 胆汁酸は脂肪を乳化し消化・吸収を促進する。 67 体温について正しいのはどれか。 1.甲状腺ホルモンは熱産生を減少させる。 2.末梢血管収縮で熱放散が低下する。 3.体温調節中枢は小脳にある。 4.食物摂取により低下する。 5.夜間睡眠時に上昇する。 正解:2 甲状腺ホルモンは全身の代謝活動を高めるので発熱が生じる。 皮膚血管が収縮すると体外への熱放散が現象する。 皮膚血管は末梢血管だが、末梢血管には筋血管も、内臓血管も、脳血管もあるわけで、熱の放散の調節は皮膚血管がおこなうが、すべての末梢血管が熱放散に関係するわけではない。 したがって、選択肢は不適切である。 体温調節中枢は視床下部にある。 ここに皮膚温の情報が集まるし、ここにある神経細胞が温度感受性でもあるので核心温の変化も感受して体温調節を行う。 ご飯を食べると冬なら暖かくなるし、夏だと暑くなるでしょ。 たんばく質を摂取すると体温上昇は炭水化物より多いのね。 だからすきやきは冬だし素麺は夏なのね。 睡眠中は体が活動しないから、発熱しない=体温は下がるのね。 明け方が一番体温が低くなっているのだ。 68 排卵を誘発するのはどれか。 1.黄体ホルモン上昇 2.オキシトシン上昇 3.卵巣ホルモン低下 4.黄体形成ホルモン上昇 5.卵胞刺激ホルモン低下 正解:4 黄体形成ホルモン(LH)が排卵を誘発し、卵細胞を取り巻いて卵細胞を成熟させていた卵胞を黄体に変化させる。 黄体ホルモンとは黄体が作るホルモンのうちプロゲステロンのことで、プロゲステロンは子宮内膜の維持、体温上昇等を生じさせる。 オキシトシンは下垂体後葉から分泌されるホルモンで、乳汁の分泌や子宮収縮を引き起こす。 卵巣ホルモンとは卵巣の黄体が作るホルモンの総称で、エストロゲンとプロゲステロンのことである。 卵胞刺激ホルモンとは下垂体前葉から分泌されるホルモンで、FSHともいい、未成熟な卵胞を成長させるホルモンである。 午後 60 核酸について誤っているのはどれか。 1.RNA にはチミンが含まれる。 2.RNA は1 本鎖のポリヌクレオチドからなる。 3.コドンは3 つの塩基からなる。 4.DNA にはシトシンが含まれる。 5.DNA は2 本鎖のポリヌクレオチドからなる。 正解:1 解説 核酸はRNA とDNAからなる。 両者を構成する塩基はアデニン(A)、グアニン(G)、シトシン(C)、チミン(T)、ウラシル(U)の5種類である。 A、G、Cは共通だがDNAはより安定なTを使い、RNAはTに代わりUが使われる。 RNAはいくつも種類がある(mRNA、tRNA、酵素... )が、基本的に一本の鎖である。 ヌクレオチドとは塩基ー糖ーリン酸という核酸の構成単位でこれがポリ(多数)つらなっているというのがポリヌクレオチドのことである。 ある種のウイルスではRNAが二本鎖になって存在するので例外もある。 コドン(codon)とは、核酸の3つの塩基配列が20種あるアミノ酸のどれかに対応していることから、この3つの塩基配列のことをいう。 たんぱく質は20種類のアミノ酸が鎖になってつながったものであり、このアミノ酸の種類と順番がmRNAにコードされている。 このmRNAのコードとアミノ酸の対応がコドンである。 「コドンは3 つの塩基からなる。 」は間違いではないが不正確で「コドンとは3つの塩基の配列のことである」がより正確である。 61 骨格筋の構造で正しいのはどれか。 2 つ選べ。 1.A 帯を明帯という。 2.A 帯は筋収縮時に短縮する。 3.I 帯の中央部にZ 帯がある。 4.Z 帯は筋収縮時に伸長する。 5.Z 帯とZ 帯との聞を筋節という。 正解:3、5 解説 光学顕微鏡でみたとき、横紋筋には明暗が繰り返している帯があるので、暗帯、明帯と呼んだ。 透過光でみると屈折(anisotropic異方性)して光が届かないから暗く見える=暗帯で頭文字から A 帯(エイ タイ)、一方屈折せず(isotropic単屈折性)透過光が届くので明るく見える=明帯で、頭文字から I 帯(アイ タイ)と呼ぶ。 Z帯、Z膜、Z盤は全て同じことで(ドイツ語で 介在盤)に由来する。 横紋筋を構成するたんぱく質(フィラメント)が判明し、電子顕微鏡が使えるようになってから、それぞれの帯を構成する要素が明らかになった。 I 帯(明帯)はアクチンフィラメントとZ盤である。 Z帯は光学顕微鏡でかすかに見えるアクチンフィラメントが結合している盤で、I 帯の中央に存在する。 A帯(暗帯)はアクチンとミオシンフィラメントの重なった部分でしたがって光が屈折して暗く見えるわけだが、その中央部は、筋が弛緩しているとミオシンだけの部分があって、ここは明るく、H帯(Hは発見者のHensenから)というが、光学顕微鏡では見えない。 筋収縮はアクチンとミオシンの重なる部分が増えるわけで、ミオシンの長さで決まるA帯(暗帯)の長さは弛緩時、収縮時で変化しない。 Z帯ーZ帯の長さ、I 帯、とH帯の幅が小さくなる。 Z帯ーZ帯が筋原線維の構成単位なので筋節(サルコメア)という。 62 単一筋線維が発生する張力の大きい順に並んでいるのはどれか。 白筋(Type IIb)ー中間(Type IIa )ー赤筋(Type I)である。 要するに性質は Type I と Type IIb が両端で Type IIa は中間である。 63 神経線維について正しいのはどれか。 5.C 線維は圧覚を伝える。 正解:1 解説 末梢神経を A、B、Cで分類する。 自律神経の節前線維はB線維という。 C線維は温度痛覚を伝えるのと自律神経節後線維である。 64 眼球構成体の説明で正しいのはどれか0 1.角膜は光信号を電気信号に変換する。 2.虹彩は涙液を産生する。 3.硝子体は網膜に入る光量を調整する。 4.網膜は眼球の内圧を保つ。 5.毛様体は水晶体の厚さを変化させる。 正解:5 角膜は空気と接する部分で、空気と水(角膜のほとんどは普通の細胞同様水が一番多い)という密度が大きく異なる境目なので、ここで光はもっとも大きく屈折する。 虹彩は中央の穴(瞳孔)の大きさを変えて網膜に至る光の量を変える。 硝子体(しょうしたい)は眼球内部に存在するゼリー状の物体で、光を遮ることなく眼球の形を保つ役割がある。 網膜には機械的な構造を保つ役目はない。 光の受容、光情報を処理し、神経活動に変換する機能が主な役目である。 毛様体が収縮すると水晶体を引っ張っているチン小体が緩み、水晶体の弾性で水晶体が厚くなる(元の厚さに戻る)=屈折率が増加する=近い物に焦点が合う。 65 副交感神経の作用はどれか。 1.瞳孔散大 2.発汗促進 3.心拍数減少 4.気管支の拡張 5.消化液の分泌抑制 正解:3 副交感神経系の活動が増加すると、 瞳孔括約筋収縮=瞳孔縮小、涙腺活動亢進、唾液腺活動亢進、心臓機能抑制=心拍数減少、気管支平滑筋活動亢進(気管支内径縮小)、消化管活動亢進、膀胱収縮=排尿などである。 汗腺は副交感神経支配を受けない。 ほとんどの血管も副交感神経の支配はない。 66 呼吸循環調節系について正しいのはどれか。 1.頚動脈小体は血中の酸素分圧の低下を感知する。 2.頚動脈小体は総頚動脈と鎖骨下動脈の分岐部にある。 3.大動脈弓の圧受容器からの求心路は舌咽神経である。 4.頚動脈洞の圧受容器からの求心路は迷走神経である。 5.血中の酸素分圧の低下は化学受容体を介して脊髄に伝えられる。 正解:1 頚動脈小体は総頚動脈の内頚動脈と外頚動脈の分岐部にある米粒大の器官で、動脈血中の酸素分圧の低下、二酸化炭素分圧の上昇、血液pHの低下で活動が亢進し、延髄呼吸中枢には頸動脈神経(舌咽神経の分枝)によってこれらの情報が伝えられ呼吸運動が反射性に亢進する。 大動脈弓の壁にからんで血管の伸展状況=血圧情報を神経活動に変換する動脈圧受容器は大動脈神経(迷走神経の分枝)で、頸動脈洞にある動脈圧受容器は頸動脈神経(舌咽神経の分枝)で延髄に情報が送られる。 末梢化学受容器(頚動脈小体、大動脈小体)からの動脈血の酸素分圧、二酸化炭素分圧、pH情報は舌咽神経(第IX脳神経)あるいは迷走神経(第X脳神経)経由で延髄に伝えられる。 67 排尿機構で正しいのはどれか。 1.排尿筋は平滑筋である。 2.排尿の一次中枢は腰髄にある。 3.外尿道括約筋は陰部神経活動で弛緩する。 4.副交感神経を刺激すると排尿筋は弛緩する。 5.排尿を我慢するときは副交感神経優位となる。 正解:1 解説 蓄尿は腰髄に発する交感神経が主に、そして排尿運動は仙髄に発する副交感神経系=骨盤神経が主に調節するので、第一次排尿調節中枢は仙髄にあるとされる。 さらに橋に上位の中枢があり、排尿は意思で調節可能なので大脳皮質も関わる。 ない尿道括約筋は交感神経が興奮性に支配し、蓄尿のときは収縮し、膀胱に尿がたまり排尿するときに交感神経活動が減ってない尿道括約筋が弛緩する。 しかし外尿道括約筋が収縮しているので排尿されない。 外尿道括約筋は体性神経系の陰部神経が支配し、運動ニューロンの細胞体は仙髄にある。 この運動ニューロンは他の一般の骨格筋運動ニューロンと異なり常に活動している。 すなわち外尿道括約筋は常に収縮している状況で、大の皮質からの命令で弛緩し排尿されることになる。 排尿筋とは機能からついた名前で、膀胱壁の筋のことで、交感神経が活動すると弛緩(蓄尿)、副交感神経が活動すると収縮(排尿)される。 排尿を我慢するという状況は、膀胱が拡張し反射性に内尿道括約筋が交感神経活動減少で弛緩し、意思の力で外尿道括約筋を尿がもれないようにさらに収縮させている状況である。 このとき副交感神経系である骨盤神経の活動は亢進し、膀胱は収縮状態にある。 73 エネルギー代謝率の計算式で正しいのはどれか。 エネエルギー代謝率は体格、性別、年齢が考慮されている基礎代謝量を基準としているので、体格、性別、年齢に関係なく強度を示すことになる。 基礎代謝量は、生存に最低必要なエネルギー量で、14時間絶食、起床時、仰臥位等の条件で酸素消費量から測定する。 安静時代謝量は安静座位で測定しもう少し消費量が多い時だが測定条件がゆるい。 が基礎代謝量の10〜20%増しが安静時代謝量となる。 労作代謝量は労働・運動時に消費するエネルギー量で基礎代謝量に加えてさらに消費しているエネルギー量のことである。 78 抗凝固薬はどれか。 1.レボドパ 2.ピタミンK 3.アドレナリン 4.バクロフェン 5.ワルファリン 正解:5 解説 レボドパ(L-3,4-ジヒドロキシフェニルアラニン、L-ドーパ)は脳内でドーパミンに変換され、ドーパミン線維障害であるパーキンソン病に使われる。 ビタミンKは正常な血液凝固に必須である。 アドレナリンは副腎髄質から分泌されるカテコールアミンの一つで強心作用、骨格筋血管拡張、気管支平滑筋拡張、瞳孔散大等の作用がある。 血液凝固には関係がない。 バクロフェンはGABA受容体に作用する薬物で抗痙攣薬として使われる。 ワルファリンは抗凝固剤の代表である。 第II因子(プロトロンビン)の活性低下をもたらす。 ビタミンKと拮抗する。 79 記憶のプライミングについて正しいのはどれか。 1.学習によって習熟する。 2.健忘症候群では障害される。 3.潜在記憶の1 つである。 4.短期記憶に分類される。 5.陳述記憶のl つである。 正解:3 解説 本人が覚えたという自覚がないままの記憶を潜在記憶(Implicit Memory)という。 プライミングという現象がその例で、料理番組をみていて「せいか」といわれすぐ出てくる言葉は「製菓」だし、葬式の場面では「生花」となるように、先行刺激が、後に続く刺激(後続刺激)の処理に無意識に影響を及ぼすことである。 長期記憶だが陳述できないし通常の「学習」行為で変化すうるものでもない。 先行刺激の効果は最大24時間程度であるとされる。 健忘症との関連はない。 94 高齢者の筋で誤っているのはどれか。 1.筋断面積が減少する。 2.運動単位数が増加する。 3.筋力増強効果はみられる。 4.タイプII 線維の萎縮が強い。 5.持久力は筋力に比較して維持される。 正解:2 解説 高齢になると筋力がなくなるが、これは筋量が減ることによる、筋線維でもタイプ IIb が衰退する。 したがって早い強い力は減退するが持続性筋力は、もちろん減退するが減り方は少ない。 運動単位は運動ニューロンと複数の筋線維で構成されるもので、減ることはあっても増えることはありえない。

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