進行 性 胃がん。 進行胃がんの症状 腹水は危険?貧血、吐血の理由、末期の特徴 体重減少のメカニズムも解説|アスクドクターズトピックス

胃がん末期

進行 性 胃がん

胃がん患者の症状と治療方法 他覚症状の局所所見として、 上腹部に腫瘤を触れると軽度の圧痛があります。 腹水や幽門狭窄により胃の拡張を認め、末期には所属リンパ節・肝臓・大門などへの転移も認められます。 胃がん患者の症状 初期症状 ・食欲不振、悪心・嘔吐、腹部膨満、下痢、下血 等の消化器症状がある 早期胃癌症状 ・無症状のこともある 噴門癌症状 ・嚥下困難や嚥下痛が起こる 幽門部癌症状 ・嘔吐や上腹部膨満感を訴えることが多い ・全身症状は、全身倦怠感、脱力感、疲労感などがある がんの浸潤や転移により、神経が侵されるようになると激しい痛みが出現します。 がんの進行とともに症状は増強 し、心窩部痛・食物の通過障害・体重減少・貧血等がみられます。 胃がんの治療方法 胃がんの治療は、手術治療を含む切除が基本となり、このうち 早期がん症例に対しては内視鏡的治療や内視鏡的粘膜切除術 EMR が積極的に行われ、最近では切開・剥離法 ESD が急速に普及しています。 内視鏡的粘膜切除術 EMR とは、内視鏡下に癌巣部粘膜を隆起させて切除する方法です。 胃がん患者に看護師が注意すべき症状 胃がんの初期は、無症状のことが多く気持ちの整理がつかないまま手術目的での入院となることがあるため看護師は、 患者自身の入院や手術に対する不安の軽減とともに、家族の精神的動揺の援助を行う必要があります。 そして、看護師は患者の訴えている内容を傾聴することや患者家族の現在状況の十分な理解と必要に応じた医師との面談を通して、患者の不安軽減の協力を求めましょう。 貧血や栄養状態の低下に注意する 手術前に行われる各種検査などによる疲労や全身状態の悪化により、患者が貧血や栄養状態の低下をきたすおそれがあります。 そのため、 栄養状態の改善とともに検査に対する説明を行い、最善の状態で手術に臨めるよう援助することが必要です。 具体的には、• 患者が自身の疾患について医師からどのような説明を受けたか• 患者自身の疾患の説明をどのように受け止めているか• 胃がんを告知されているか 等、患者の表情や言動から理解度・不安の内容を把握することが必要です。 そして、患者の理解度や不安要素等を踏まえた上で、 検査の目的・方法・安全性を説明し患者の協力を得ながら実施します。 手術後の2次的合併症に注意する 手術後の場合、胃液の分泌が始まり腸蠕動が確認されると、経口摂取が可能となります。 食事が開始されると、胃切除による消化機能低下や胃内停滞時間の短縮から、ダンピング症候群などの2次的合併症の危険性があります。 そのため、看護師は患者に対して 効果的な食事指導を行い、合併症の早期発見に努めることが大切です。 食事指導の内容は、• 回数を増やして少量をゆっくり摂取する• 坐位で摂取する• 良質のたんぱく質・高エネルギー食とする• 水分摂取をこまめに行う 等のことが大切です。 食事中の飲水は、ダンピング症候群を起こしやすいため適量にしましょう。 胃切除後のダンピング症候群に注意する 胃切除術後によく発症する合併症として、ダンピング症候群が挙げられます。 胃切除後は、食物の貯留能が減少し高張な食物が急速に腸管に入るため、循環血漿量の不均衡や急速な腸の伸展によって消化管のホルモンが分泌されます。 その影響で早期ダンピング症候群は食後30分以内、後期ダンピング症候群の場合は、食後2~3時間後に発症する可能性があるため 食後は注意してこまめに観察することが必要です。 社会的・精神的苦痛に注意する 手術適応外の患者には、長期にわたる治療や身体的苦痛から予後に対する不安や社会的・精神的苦痛が多くなる場合があります。 そのため、看護師は 患者との人間関係の形成や心身の安静を図ること、家族の不安に対する適切な援助等を行います。 その他、看護師は患者自身や患者家族の、• 患者の疾患に対する理解度• 疾患・検査に対する不安• 退院後の生活に対する不安• 社会復帰に対する不安 等を把握する必要があります。 患者の退院後の環境を整える 患者が退院して日常生活に戻る上で、 周囲の人たちの理解と協力は必要不可欠です。 そのため、患者が不安を軽減してから退院できるように話し合いの場を設け、少しでも周囲の環境が整えてから退院できるよう援助していきます。 胃がん患者の看護計画 胃がんは、遺伝子異常と今までの生活習慣に起因するとも考えられており、看護師は 患者が退院後の生活に自信が持てるように指導する必要があります。 胃がん進行と共に現れる消化器症状関連の栄養摂取消費バランス異常 看護目標 消化器症状が改善し栄養状態が向上する OP 観察項目 ・バイタルサイン ・悪心・嘔吐、胸やけ、通過障害の有無と程度 ・心窩部痛の有無と程度、持続時間、食事との関係 ・腹部膨満感の有無と程度 ・便秘、下痢、下血の有無、程度 ・食欲の有無、食事摂取量 ・体重減少の有無 ・腹水の有無 ・貧血・全身倦怠感の有無 ・検査データの把握 TP ケア項目 ・症状出現による苦痛の緩和 ・各種検査への援助 ・食事内容の調整、貧血や栄養状態を整える ・輸液・輸血の管理 EP 教育・指導項目 ・食欲増進への指導 消化の良い高エネルギー食の必要性の説明。 術前の場合は、手術に向けて栄養状態を改善・体力をつける必要性を説明して食事摂取を促す。 食事摂取方法の理解、ダンピング症候群を引き起こす可能性 看護目標 食事摂取方法を理解しスムーズに摂取できる ダンピング症候群を引き起こさない OP 観察項目 ・術後の食事摂取に関する理解と状況 1. 食事量、食事内容、回数、飲水量 2. 食べる速度、咀嚼状況、体位 3. 食後の安静状況 ・悪心・嘔吐 ・ダンピング症状出現の有無 1. 早期ダンピング症状:腹痛、下痢、発汗、動悸、顔面紅潮など 2. 後期ダンピング症状:低血糖症状 頭痛、冷汗、めまい、脱力感、手指の振戦など TP ケア項目 ・術後の処置や検査値に対する援助 ・食事に関する援助 落ち着いて諸記事ができるような環境を整備する 患者の嗜好に合わせて食事を提供する 配膳に配慮し楽しく食事ができるように雰囲気づくりを心掛ける ・ADLの自立の援助 EP 教育・指導項目 ・食事指導 1. 回数を増やして少量ずつゆっくり摂取する 2. 坐位で摂取する 3. 良質の高たんぱく質・高エネルギー食とする 4. 水分を摂取する 手術や疾患、予後に関連した不安 看護目標 疾患に対する不安や恐怖心が軽減する。 退院後の生活に自信がもてる。 OP 観察項目 ・患者の不安 1. 疾患や手術に対する受け止め方 2. 術後の回復過程に対する受け止め方 3. 術後の食事に対する受け止め方 ・患者の言動 TP ケア項目 ・不安の軽減 1. 患者の訴えを聞く、会話の機会をもつ ・家族との密接な連携体制 EP 教育・指導項目 ・医師より疾患や予後について説明 ・退院指導 1. 日常生活に関する指導 ・定期健診の勧め 4. 胃がん患者の看護の注意点 術後は、禁飲食から分食など術前とは異なる食事摂取方法をとることになり、悪心・嘔吐、便秘、下痢などを起こすことがあります。 低栄養状態から貧血状態などが創部の縫合不全の危険因子となるため、 栄養状態に注意する必要があります。 早期ダンピング症候群では食事指導に注意する 胃切除後は、食物の貯留能が減少し高張な食物が急速に腸管に入るため、循環血漿量の不均衡や急速な腸の伸展によって消化管のホルモンが分泌されます。 食後30分以内に早期ダンピング症候群が起こる可能性があるため、食事指導で 食事環境や内容・回数・食後の安静状況等に注意する必要があります。 後期ダンピング症候群では低血糖症状の有無に注意する 後期ダンピング症候群は、血糖の多い食物が急速に小腸に入るために高血糖になり、これに反応して太陽のインスリンが分泌されて低血糖に陥ります。 食後2~3時間後に低血糖が起こるため、低血糖症状の有無を観察し症状が出現した場合は 医師の指示の下、角砂糖などの摂取を勧める必要があります。 まとめ 参考文献は以下の通りです。 関連記事• SCU(Stroke Care Uni)をご存知でしょうか。 脳卒中ケアユニット・脳卒中センターと... 脳外科でよくみられる疾患の1つである脳出血。 脳血管障害は難しいとよく言われますがポイントをしっか... 脳神経外科に勤めていれば必ず出会うと言っても過言ではない疾患であるくも膜下出血。 くも膜下出血は、... 脳梗塞とは、様々な要因により脳の血管が狭窄や閉塞を起こすことで必要な栄養や酸素が運ばれなくなって... 慢性硬膜下血腫は脳神経外科においてはメジャーな疾患です。 特に、壮年期から老年期の男性に多くみられ... 神経内科では決して珍しくない病気の脊髄小脳変性症。 この疾患を題材にしたテレビドラマや脊髄小脳変性...

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胃がんの前兆はどんなの?症状の現れ方と早期胃がん・進行胃がんの痛みの違い

進行 性 胃がん

胃がんは、まずは一番上の層である粘膜層に発生します。 がんが粘膜下層までで留まっている場合は早期がんとされ、どのようなタイプの胃がんでも転移している可能性は低いです。 転移していたとしても、がん細胞周辺のリンパ節に少し転移がある程度で済みます。 しかしがんが固有筋層以上深くに浸潤すると進行がんとされ、固有筋層には血管やリンパ管がたくさん通っていることから、がん細胞が血流やリンパの流れにのって転移しやすくなります。 がんがさらに深く浸潤して漿膜を突き抜け胃の外側に達すると、腹腔内にがん細胞が飛散し腹膜炎を起こしたり、全身に転移したりするようになります。 胃にできたがんがリンパに転移することをリンパ行性転移、血液に転移することを血行性転移、腹腔内にがん細胞が飛散することを腹膜転移と呼びます。 胃がんでは転移が起こると手術だけでは治癒が難しくなり、病気の見通しが悪くなります。 胃がんのステージ(進行度)は、がんが胃の壁のどの深さまで進んでいるか(深達度)や、どこのリンパ節まで転移しているかなどを元に総合的に分類されます。 ステージによって治療方法が変わります。 内視鏡で取ることができる場合や、腹腔鏡の手術ができる場合もあり、正確な診断が必要です。 胃がんを完治させるためには、早いステージでの発見が大切 どのがんにもいえることですが、ステージが進行していればいるほど治療は難しくなり、生存率も低くなってしまいます。 もはや手術でがんをすべて取り除くことはできないため、抗がん剤による化学療法で少しでも腫瘍を小さくし、進行を抑えることしか基本的にはできません。 また食べ物の通り道を確保するためのバイパス手術を行ったり、辛い症状を和らげる緩和ケアに専念したり、患者さんの状態に合わせた対症療法も行われます。 早期発見のために、定期的に胃がん検診を受けることを強くお勧めします。

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胃がんステージ3Aの自覚症状と主な治療法

進行 性 胃がん

進行性胃がんとは?早期胃ガンと進行性胃がんについて解説(癌)〜高齢者の生活習慣病 進行性胃がん - 進行性胃がんついて解説。 (いがん) 進行性胃がん 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。 このページでは、がん(ガン・癌)の中でも胃がん(胃癌)について紹介しています。 がんは誰でもなりうる病気ですが、特に高齢になってくると起こりやすくなる病気です。 そして誰もがとても怖い病気であると感じているでしょう。 しかし、だからこそ胃ガンについてしっかり目をむけて、胃癌の様々な種類や、症状・原因・治療・検査、さらに気になるがんについての色々な情報などから、胃がんの予防をしていきましょう! がんにならないように、そしてガンに負けないように、当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。 進行胃がんになると、リンパ節へのや遠隔転移の可能性が非常に高くなります。 そして腹膜播種 (ふくまくはしゅ)による がん性腹膜炎がしばしば起きます。 「腹膜播種 (ふくまくはしゅ)」とは、お腹の中全体にがん細胞が散らばる状態のことで、「がん性腹膜炎」とは、がん細胞が内臓をおおっている幕を破ってがんが散らばった状態です。 胃がんの遠隔転移は肝臓に最もよくみられ、肺などの他の臓器にも転移が起こることもあります。 進行胃がんは、4つのタイプに分類されます。 これを ボールマン分類といます。 ・1型 - 限局隆起型 (きょくげん りゅうきがた)。 粘膜から盛り上がっているもので、頻度 (ひんど)は低く予後はよい。 ・2型 - 限局潰瘍型 (げんきょく かいようがた)。 進行がんの内 25%がこのタイプ。 潰瘍を作り、肝臓に転移しやすい。 ・3型 - 浸潤潰瘍型 (しんじゅん かいようがた)。 進行がんの内 40%がこのタイプ。 境界のはっきりしない潰瘍がん。 ・4型 - びまん浸潤型 (びまん しんじゅんがた)。 粘膜層の下に木の根のように広がっていきます。 予後は悪く、 スキルス胃がんとも言われます。 限局型(1型・2型)は肝臓に転移しやすく、浸潤型(3型・4型)は、がん性腹膜炎をしばしば起こします。 は、4型の一部のことで、胃のほぼ全体にガンが浸潤 (しんじゅん)した状態です。 胃がんをはじめ、やなどの消化管のがんでは、がんの大きさで早期がんか進行がんかを区別することはできません。 がんが大きくても早期がんであることがあり、がんが 2センチ以下の小さいものでも進行がんであることがあるからです。 消化管のがんでは、「がんがどれだけ深く進行しているか」が進行度を判断する目安になります。 それでは次のページでは、「スキルス胃がん」について解説していきます。

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