アンテ ドラッグ ステロイド。 アトピーで使われるステロイド!アンテベートの効果、副作用、使い方その他もろもろについてまとめてみた

【皮膚科医監修】ステロイド市販塗り薬の種類・特徴と症状別使い分け

アンテ ドラッグ ステロイド

アンテドラッグとは、何ぞや。 難しく説明すると、「局所で作用を発現した後、速やかに分解され、全身性副作用の発現の可能性を低減することを目的に設計された薬剤」のことです。 副腎皮質ホルモン剤(コルチコステロイド)を、略してステロイドと呼ぶことがあります。 このステロイドは、アレルギー性皮膚炎の特効薬ですが、副作用として、肝障害や糖尿病、副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)を引き起こす心配もある薬剤です。 投与量を減らすために、外用薬で済ませるという作戦もありますが、従来のステロイド外用薬は、皮膚からも吸収されてしまうので、外用薬の使用量や頻度によっては、注射や内服と同等の副作用を生じかねません。 そこで、この度、開発されたのが、『アンテドラッグ・ステロイド』です。 皮膚に噴霧すると、30分位で皮膚内部へ浸透し、炎症を鎮める効果を発揮しますが、その後、分解されて体内には吸収されない仕組みの薬剤です。 ただし、体内に吸収されないからといって、全く副作用が無いわけではありません。 ステロイドの作用を強く受け過ぎると、皮膚が薄くなってしまったり、感染しやすくなったりといった、局所の副作用は起こり得ます。 ですので、決められた用量を守り、最小限の使用に留める工夫は必要です。 皮膚炎がひどい時は、1日1回噴霧を1週間継続しますが、1日おきに1回、週に2回と、最小限の使用でコントロールできるのが理想的です。 皮膚のバリア機能を整えるような薬浴剤や外用薬の併用は、アレルギー原因物質の侵入を防ぐ効果大ですし、質の良い食餌管理をして、身体の中から、アレルギー反応を起こしにくい体質改善を図ることも重要です。 それでも、アトピー性皮膚炎は治ることはありません。 薬剤の副作用を最小限に留めながら、QOL維持できるようにお付き合いしていかなければなりませんから、この『アンテドラッグ・ステロイド』の開発は、とても嬉しいことです。 ただ、ひとつご了承いただかなくてはならない事情は、「犬用」として販売されていることです。 発売に当たり、国の認可を受けるには、効能が確かで、安全性を保証できるというデータを提出しなければなりませんが、これが結構コストのかかるものなのです。 猫での認可も受けるとなると、倍のコストがかかってしまいます。 ですが、すでに、先行発売されている ヨーロッパでは、猫にも認可されており、むしろ、犬より猫への使用が多いそうです。 ですので、実質、猫での効果、安全性はお墨付きということなので、心配なく使用していただけます。 軟膏のようにベトベトせず、サラッとしているので、猫ちゃんならではの、薬剤の付着を気にして舐めるという問題も少ないようです。 が、薬剤の浸透には30分位要しますので、その間はエリザベスカラーを装着するか、遊んであげたり、食餌を与えて気を逸らせるなどして、舐めないようにしなければなりません。 この『アンテドラッグ・ステロイド』は、皮膚炎のコントロールに苦戦しているなら、アイテムのひとつに加えてみる価値ありだと思います。 *訂正とお詫び* 先行販売されているヨーロッパでは、猫への使用報告はたくさんありますが、コストの関係上、認可は犬でしか取得されていないようです。 訂正してお詫びもうしあげます。

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ドラッグストアで買えるステロイド│アンテドラッグを選ぶ時の注意点

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アンテドラッグとは、何ぞや。 難しく説明すると、「局所で作用を発現した後、速やかに分解され、全身性副作用の発現の可能性を低減することを目的に設計された薬剤」のことです。 副腎皮質ホルモン剤(コルチコステロイド)を、略してステロイドと呼ぶことがあります。 このステロイドは、アレルギー性皮膚炎の特効薬ですが、副作用として、肝障害や糖尿病、副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)を引き起こす心配もある薬剤です。 投与量を減らすために、外用薬で済ませるという作戦もありますが、従来のステロイド外用薬は、皮膚からも吸収されてしまうので、外用薬の使用量や頻度によっては、注射や内服と同等の副作用を生じかねません。 そこで、この度、開発されたのが、『アンテドラッグ・ステロイド』です。 皮膚に噴霧すると、30分位で皮膚内部へ浸透し、炎症を鎮める効果を発揮しますが、その後、分解されて体内には吸収されない仕組みの薬剤です。 ただし、体内に吸収されないからといって、全く副作用が無いわけではありません。 ステロイドの作用を強く受け過ぎると、皮膚が薄くなってしまったり、感染しやすくなったりといった、局所の副作用は起こり得ます。 ですので、決められた用量を守り、最小限の使用に留める工夫は必要です。 皮膚炎がひどい時は、1日1回噴霧を1週間継続しますが、1日おきに1回、週に2回と、最小限の使用でコントロールできるのが理想的です。 皮膚のバリア機能を整えるような薬浴剤や外用薬の併用は、アレルギー原因物質の侵入を防ぐ効果大ですし、質の良い食餌管理をして、身体の中から、アレルギー反応を起こしにくい体質改善を図ることも重要です。 それでも、アトピー性皮膚炎は治ることはありません。 薬剤の副作用を最小限に留めながら、QOL維持できるようにお付き合いしていかなければなりませんから、この『アンテドラッグ・ステロイド』の開発は、とても嬉しいことです。 ただ、ひとつご了承いただかなくてはならない事情は、「犬用」として販売されていることです。 発売に当たり、国の認可を受けるには、効能が確かで、安全性を保証できるというデータを提出しなければなりませんが、これが結構コストのかかるものなのです。 猫での認可も受けるとなると、倍のコストがかかってしまいます。 ですが、すでに、先行発売されている ヨーロッパでは、猫にも認可されており、むしろ、犬より猫への使用が多いそうです。 ですので、実質、猫での効果、安全性はお墨付きということなので、心配なく使用していただけます。 軟膏のようにベトベトせず、サラッとしているので、猫ちゃんならではの、薬剤の付着を気にして舐めるという問題も少ないようです。 が、薬剤の浸透には30分位要しますので、その間はエリザベスカラーを装着するか、遊んであげたり、食餌を与えて気を逸らせるなどして、舐めないようにしなければなりません。 この『アンテドラッグ・ステロイド』は、皮膚炎のコントロールに苦戦しているなら、アイテムのひとつに加えてみる価値ありだと思います。 *訂正とお詫び* 先行販売されているヨーロッパでは、猫への使用報告はたくさんありますが、コストの関係上、認可は犬でしか取得されていないようです。 訂正してお詫びもうしあげます。

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【コラム】知れば、怖くない。ステロイド剤でしっかり治そう!

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2郡非常に強力(very strong)のステロイドアンテベートについて書いていきます。 アンテベートの成分名はベタメタゾン酪酸エステルプロピオン酸エステルと言います。 ステロイド外用薬の強さは強い順に1群から5群の5段階にランク分けされています。 1郡最強(strongest ,2郡非常に強力(very strong)、3郡強力(strong)、4郡中程度(medium)、5郡弱い(weak)」といった分類です。 アトピー治療では1郡最強(strongest は作用が強すぎてあまり使われない。 5郡弱い(weak)は作用が弱すぎて使われないといった特徴があります。 なのでアトピーで処方されるステロイドの大多数は2郡非常に強力(very strong)、3郡強力(strong)、4郡中程度(medium)が多いと思われます。 2郡非常に強力(very strong)は成人のアトピーでも特に酷い人に処方されます。 アンテベートは先発医薬品です。 ジェネリック(後発医薬品)はサレックス軟膏、アンフラベート軟膏、ベタメタゾン酪酸エステルプロピオン酸エステル軟膏等があります。 このアンテベート軟膏実は普通のステロイドと違ってアンテドラッグという機能が付いてます。 僕は病院でアンテドラッグの付いているステロイドを優先的に処方してもらっています。 Sponsored Link アンテドラッグとは? 元々ステロイド内服薬の副作用を少なくして体に対する影響が出にくいように作られたのがステロイド外用薬です。 そのステロイド外用薬の副作用をさらに少なくする試みをアンテドラッグと言います。 普通のステロイド外用薬は塗った皮膚から血管にステロイドが吸収されます。 2郡非常に強力(very strong)のステロイドを皮膚に塗れば当然そのままの強さでステロイドが血管に吸収されます。 その後ゆっくりと体内で分解されて体の外に排出されるわけですが大量に使った場合にステロイドの内服薬のような全身性の副作用が出ることも稀にあります。 そういう例を極力少なくするためのアンテドラッグで薬を塗った後にステロイドが皮膚から吸収されると薬の作用がなくなるもしくは弱くなるように作られています。 つまり薬を塗った部分だけに薬の効き目がでて血管に入った後は薬の作用が少なくなります。 簡単な例として皮膚に2郡非常に強力(very strong)マイザークリームを塗った時、皮膚に塗ったときの効き目はそのままでステロイドが血管内に入ったときはその薬の作用が弱まり薬のランクが落ちる(副作用が弱まる)という事です。 Sponsored Link 先発医薬品とジェネリックの違い 先発医薬品は特許がある薬です。 新薬の開発には莫大年数(7年以上)と莫大なお金(何百億)がかかります。 開発した後に他のメーカーに真似されたら誰も新薬を作らなくなります。 なのでそのメーカーに利益が分配されるように独占販売が許されます。 その特許の期間が切れた後に出てくるのが後発医薬品(ジェネリック)です。 先発医薬品と後発医薬品(ジェネリック)の違いは以下の点。 先発医薬品と比べてジェネリックは薬価が安い。 大体2分の1~3分の1ぐらいになります。 これがジェネリックを使う上での最大のメリット。 アトピーの場合だと全てジェネリックにすれば薬代が3割ぐらい安くなる。 デメリットは先発医薬品に比べて薬のあたりはずれが激しい。 これは特許が切れても先発医薬品と全く添加物を使ってはいけないという決まりがあるため別の添加物にしないといけない。 なので薬の効き目が強くなったり弱くなったりする。 ようするに先発医薬品は薬の性能が安定していて後発医薬品は値段は安いけど薬の性能にブレ幅があるということ。 もちろん後発医薬品の中には先発医薬品を超えるすばらしいものもある。 当然のことながらステロイドを使う以上薬の効き目が強くなったり弱くなったりすると非常に困るので症状が安定するまでは先発医薬品のほうを使うことをお勧めします。 以上簡単な説明終わり。 ステロイドは一体どんな働きをするの? ステロイドは本来副腎皮質(腎臓の上にある臓器)から出されるホルモン(コルチゾール)を人工的に作り出した薬の事を言います。 コルチゾールは大雑把に説明するとストレスのコントロール。 ブドウ糖を作り出し血糖値をコントロール。 脂肪を作り出し分解しエネルギーとして使えるようにする。 たんぱく質を使い体を修復する。 体の炎症を抑える。 他にも血圧、免疫機能胃酸のコントロールもしている人体に欠かせないホルモンの一つです。 以下もっと詳しい説明。 コルチゾールの主な働きは血糖値の上昇。 様々なストレスに対抗する為免疫組織の活動を抑制し安定化させる。 ストレスがかかるとコルチゾールの分泌が活発になる。 その為アトピーが重症な人ほどコルチゾールの分泌が活発な人が多い。 水分の保持。 血圧を維持するのに必要。 ストレスがかかりコルチゾールの分泌が過剰になると水分を溜め込み体に水分が送られなくなるので体がむくむ。 体のむくみというのは水分があると起こるのではなくないから起こるんです。 知ってましたか? 筋肉の分解。 筋肉の分解というと怖いと思うかもしれませんが人体に必須の脂肪を作り出す役割を担っています。 コルチゾールが過剰に増えるとストレスにより脂肪が作られる量が増えます。 えーじゃあアトピーの人は太りやすいんだ?と思うかもしれませんがアトピーの人は寝ている間に搔く(動く)ので太りにくいのです。 動いてる間に筋肉や脂肪は作られない。 どちらかというとアトピーの人は太りにくいです。 アトピーになっている間はね。 脂肪の分解。 人間は寝ているときにエネルギーの補給が出来ない。 そこで体脂肪を分解してエネルギーに変える。 それを担っているのがコルチゾールの役割。 寝る前に物を食べると太るというのは内臓が消化に使われてコルチゾールがうまく分泌されないために脂肪が分解されない=太るということです。 免疫を抑制する。 ちょっと難しい話になりますが人間の体には様々な化学物質があります。 その中でもコルチゾールはプロスタグランジンや、ロイコトリエン等の炎症に関する化学物質を抑制します。 その結果炎症が起きる化学物質が少なくなり炎症が治ります、 これだけだとすげぇ万能だな!ステロイドと思うかもしれませんが炎症に関する化学物質というのは体の免疫を担っていますのでそれを少なくするというのは感染症に弱くなるというリスクもあります。 ストレスを抑える。 人間ストレスが続くと様々な不調に陥ります。 ストレスをもっと細かく見ていくと脳細胞がストレスでダメージを受けているんです。 それを抑えるのがコルチゾールです。 これだけすごい働きをするコルチゾールを薬にしたのが ステロイド内服薬(飲むタイプ)のお薬です。 体の外からコルチゾールを人工的に与えるわけです。 主な効果は血糖値の上昇、血圧の上昇、筋肉の分解の促進、脂肪を分解し免疫を抑えるといったことになり様々な病気に使われています。 上の効果はこの薬の作用を示していますが同時に副作用でもあります。 血糖値の上昇は見方を変えれば糖尿病の促進、血圧の上昇による高血圧、筋肉の分解による筋肉の萎縮、脂肪を分解することによる脂質異常症、免疫を抑えることによる感染症の誘発となります。 上で書いたように効き目もすごいが副作用もやばい。 どうにかしてこのステロイドの副作用をもっと抑えてもっと軽い病気に広く使えないだろうかという目的で作られたのがステロイド外用薬という塗り薬。 アトピー治療で僕らが使うお薬ですね。 ステロイド外用薬は内服のような重い副作用は起こることは稀ですがそれでも使い方を誤ると危険な薬であることは変わりありません。 だからこそきちんとした医者の下で正しく使うことが大事です。 さてそれを踏まえたうえでアトピー治療におけるステロイド外用薬の役割を書いていきたいと思います。 アトピー治療において2郡非常に強力(very strong)の役割 重症患者でも滅多に顔には使わない。 子供もあまり使われないといった強めのステロイドです。 大人の重症患者の体用のお薬によく処方されます。 アトピーガイドラインによると:高度の腫脹・浮腫・浸潤ないし苔癖化を伴う紅斑,丘疹の多発,高度の鱗屑,痂皮の付着,小水疱,びらん,多数の掻破痕,痒疹結節などを主体とする場合に2郡非常に強力(very strong)ないし3郡強力(strong)のステロイドを使うとの事。 と書かれても分からないと思うのでもうちょっとわかりやすく書いてみます。 皮膚の極端な腫れやむくみ、硬い場所または苔癖化(象のような皮膚)を伴う赤い広がり、触れると硬い小さなブツブツの多発、鱗屑(皮膚二亀裂が入り皮膚がはがれかかった状態)が多数に広がっている。 瘡蓋の付着や水泡が出来ている。 ジュクジュクしている部分や多数のひっかいて書き壊した後、非常にかゆい0. 5mm~2mmの硬いぶつぶつがある場合は非常に強いステロイドを使います。 患者の大雑把な判断基準だと体にジュクジュク(汁が出ている)の部分がある。 苔癖化(象のような皮膚)を起こしている箇所がある。 皮膚全体が赤くなっていて掻き壊しの後が多数。 この中の一つでも当てはまれば2郡非常に強力が処方されることが多いかなぁといった具合です。 これは何で違うのかというと大人と子供では皮膚の厚さが違うからです。 皮膚が薄ければ薄いほど薬が効きやすいですからその分弱めのステロイドを使わなければいけません。 ステロイドの効果 アトピーにおいてステロイド外用薬に求められている効果は抗炎症作用(炎症を鎮める)と痒みを和らげる効果です。 重要なことなのですがアトピーを治す薬ではなく炎症を沈める薬です。 いまのところ劇的に炎症に効く、痒みを抑えるというのはあらゆる治療法を見てもステロイドだけです。 炎症を抑える痒みを抑えるという点で見ればステロイドに勝るものはありません。 上手に使いましょう。 ステロイドの副作用 普通の使い方をする限りまず重大な副作用は起こりません。 普通の使い方というのは週に2~3回悪化した部分にステロイドを塗る程度(1日の使用量は10gまで)と考えてもらえればと思います。 治療の初期に限りステロイドを朝と夜に2回毎日塗ることはありますがこれも短期間(1ヶ月以内)ならば重大な副作用は出ないと思います。 治療の初期以外に毎日ステロイドを塗るというのは普通の使い方ではないです。 それを踏まえて普通に使った場合におこりうる副作用を書いていきます。 免疫低下による感染症にかかりやすくなる ステロイドを塗った箇所は薬の作用でもあり副作用でもある免疫の低下によって様々な感染症がおきやすいです。 アトピーに多い感染症は伝染性膿痂疹や痂皮性膿痂疹(どちらもとびひだがウイルスの種類が違う)、ヘルペスウイルス、カポジ水痘様発疹症(ヘルペスがもっと酷くなったもの)、水疱性膿痂疹(黄色ブドウ球菌の拡大)。 白癬菌(水虫)、毛のう炎(ニキビと待ちがえやすい)、ニキビ、カンジダ症等 特にこの中でもニキビと毛のう炎が多いです。 毛のう炎はステロイドを塗ると悪化するので注意が必要です。 他にはヘルペスの発症なんが多いかな。 表皮の萎縮 ステロイドを塗ると薬の作用により表皮が萎縮します。 ステロイドをやめれば元に戻りますが長年塗り続けていると表皮の下にある真皮にまで萎縮が及びます。 表皮の萎縮は副作用に記されていません(記されているのは真皮の萎縮)。 表皮の萎縮は自覚症状もないので気づきにくいですが表皮はステロイドを使うことにより確実に萎縮します。 表皮は皮膚のバリア機能を担っている大切な部分です。 表皮が萎縮すると肌が水分を保持できなくなり乾燥しやすくなる。 その結果様々な外的刺激に弱くなり炎症がおきやすくなるといったデメリットがあります。 当然アトピーも悪化しやすくなります。 ステロイド外用薬以外にも皮膚を萎縮させるものとして石鹸やシャンプー、界面活性剤、ダニ抗原等があります。 表皮の萎縮はステロイドを使う上で避けられない薬の作用なので治療の初期以外はできるだけ期間をあけて使うことが望ましいといえます。 萎縮しやすい部位は皮膚の薄い顔、首、陰部です。 特に顔は酒さ皮膚炎を起こしやすい部位なので特に注意。 接触性皮膚炎 ステロイドに対するかぶれです。 これがまた厄介でステロイドは炎症を抑える作用があるので中々気づきにくい。 怪しいなと思ったら左右で塗りわけ(左にステロイド右にステロイドなしとか)で検証する それでも気づきにくい。 ステロイド効かないなぁと思ったら病院に今使っているのをもっていって相談しましょう。 多毛 毛が濃くなります。 僕はなったことはないのでわからないですが人によって出る場所もまちまちで濃くなったり濃くならなかったりします。 男性ホルモンの少ない人に起きやすく塗るのをやめれば元に戻ります。 長期間使用した場合に起こる副作用 さてここまでが普通に使った場合おこりうる副作用ですが次は何年も頻繁にステロイドを使った場合におこりうる副作用を書いていきたいと思います。 残念ながら今の皮膚科医というのはステロイドを処方するときに簡単な説明しかしません。 あるいはしないヤブ医者もいる。 説明不足でステロイドを処方した結果、何年も副作用を知らないで使い続ける患者さんや医者がステロイドの塗り方を指導せずに間違った塗り方で薬の効き目が悪くステロイドをだらだらと使うハメになった患者さん。 感染症になっているのにステロイドを塗り続ける人、アトピーと誤診されアトピーでもないのにステロイドを塗り続ける人。 様々な人がいます。 いずれも医者の怠慢からおこったものですがその結果ステロイドを長期使用する人が増え普通に使う分には起こりにくい副作用が起きる事が増えました。 長期間使用していても週に数回塗るという人もほぼ関係なしです。 真皮の萎縮、毛細血管拡張 ステロイドが皮膚を萎縮させるというのは上で書きましたがそれがさらに進んだ状態です。 長年不適切な使い方をしていると真皮の萎縮が起きます。 真皮は皮膚の弾力をつかさどるために皮膚が薄くなった感じがする。 皮膚が薄く透けて血管が浮き上がって見える。 肌の弾力がなくなるといった特徴があります。 真皮が萎縮すると皮膚線条と呼ばれる筋ができることがあります。 これは真皮が萎縮して皮膚の繊維組織が破壊されることにより生じます。 酒さ様皮膚炎( ステロイド潮紅) 強いステロイドを長期に渡って顔面を使ったときに起きる副作用です。 酒さと似ていることから酒さ様皮膚炎と呼ばれます。 顔が酔っ払いのように真っ赤になります。 酒さと似ているから酒さ皮膚炎と呼ばれているだけで酒さとは違う病気なのでそこは注意。 色素異常 ステロイド長年塗っているとその箇所が白くなります。 よくある間違いとしてステロイドを塗ると黒くなるというのがありますがありゃ間違いです。 黒くなる原因はメラニンという色素が普通は垢としてはがれおちるようにできているんですけど炎症によりそれが真皮に沈着してしまう。 その結果皮膚が黒くなります。 アトピーの炎症を繰り返している人ほど皮膚が黒くなりやすいです。 僕にも一部その後が残っています。 ステロイド紫斑 皮膚が萎縮しもろくなると様々な刺激に弱くなります。 皮膚がもろくなるということはそこに通っている血管にも影響を与えます。 皮膚下にある毛細血管がもろくなり内出血を起こしそれが皮膚の上に炎症として出るのをステロイド紫斑と言います。 緑内障や白内障 白内障はステロイドを使っていたから起きるわけではなく目をこする、頬を手のひらでばしばしたたくといった外的刺激が原因のほうが圧倒的に多いです。 緑内障や白内障はステロイドを長期間使っていても滅多に起こらないのでまずないと思いますがアトピーの外的刺激で白内障になるというのはありえます。 自覚症状としてはまず真っ先に視力が低下します。 僕はアトピーが軽い中学生までは両目とも視力が1. 0ありましたが重症化した1年後には0. 2にまで落ちていました。 続いてかすんで見えたり、まぶしく感じる、目が痛くなるといった自覚症状が出てきます。 目になんらかの異常を感じたら必ず眼科に診察を受けるように。 副作用はこんなところかなぁ。 次は使い方です。 ステロイドの使い方 基本的には医者の指示されたとうりに塗ってもらえればいいかと思います。 軽い人だと1日1回で重い人だと1日2回が多いのかな? 薬の塗り方についてはこちらを見ていただければ。 ステロイドは適切な量をきちんと塗ることが大事です。 そして適切な量というのは思っているよりも多いです。 もちろん少なく塗って効いているのであればそれはそれでその塗り方でかまいません。 だけどアトピーがよくなったり悪くなったりを繰り返している。 アトピーで生活に何らかの障害が出ているという人は薬の使い方を見直してみてください。 薬の使い方についてはそこらへんの皮膚科医より僕のほうが絶対に詳しいです。 7年薬を使ってるしステロイドが効かなくなってくることやぶり返すこと等も経験しました。 その他の注意点 妊婦にステロイドはどうなのか?という点ですが動物実験で奇形ができるという報告があります。 じゃあ人間だとどうなるの?というのが一番気になるところですが日本では人体実験になるのでできません。 一応海外に報告はあるんですけど難解すぎて僕の頭では文章を理解できない。 結論だけならなんとかって感じ。 論文は。 難解な上に翻訳が必要。 統計学の知識がなければ意味不明。 この論文から結論だけ抜き出すとこうなります。 妊娠中のステロイド外用薬の安全性に関する現在入手可能なデータは、その母親と経口裂け目による使用、早産や胎児死亡との間の関連性の欠如を示唆している。 しかし、調査結果は、単一の大規模コホート研究からである と小1。 さらなる臨床研究はこの発見を確認するために必要とされる。 google. medscape. しかし妊娠中に非常に強力なステロイドを使うと胎盤機能不全や低出生体重の関連性はある。 って事ですかね。 この実験からわかるものはこれぐらいで更なる調査が必要という結論との事。 次にステロイドの成分についてちょこっと解説を入れます。 moo. 添加物はスクワラン(サメの肝臓の油から作られる。 attomark. 添加物はセタノール、スクワラン(サメの肝臓の油から作られる。 油剤、エモリエント剤)、白色ワセリン、 ポリオキシエチレンセチルエーテル(合成界面活性剤、乳化剤)、モノステアリン酸グリセリン(合成界面活性剤、乳化剤)、プロピレングリコール(保湿剤)、パラオキシ安息香酸メチル(防腐剤)、パラオキシ安息香酸プロピル(防腐剤)、無水リン酸一水素ナトリウム、クエン酸水和物(殺菌防腐剤) アンテベートの他のステロイドとの薬効比較 健常成人男子を対象とした皮膚血管収縮試験においてアンテベート軟膏、3群:strong[強力]リンデロン-V軟膏より強く、2郡:[非常に強力]リンデロン-DP軟膏と同じか反れ以上の結果だった。 ラットで抗炎症作用の実験をしたところアンテベート軟膏およびクリームは1群:strongest[最強]デルモベート軟膏には劣るものの、2郡:[非常に強力]リンデロン-DP軟膏、プロパデルム軟膏と同等の抗炎症作用を示した。 ラットでの抗炎症作用と全身の副作用の分離の試験での結果アンテベート軟膏およびクリームは1群:strongest[最強]デルモベート軟膏、2郡:[非常に強力]リンデロン-DP軟膏、3群:strong[強力]リンデロン-V軟膏より多かった。 アンテベートの副作用報告 アンテベート軟膏、アンテベートクリームの承認時までの調査における安全性評価対象1,326例中45例 (3.39%)[軟膏:662例中20例(3.02%)、クリーム: 664例中25例(3.77%)]に副作用が発現した。 これらはいずれも局所的なものであり、かつ副腎皮質ステロイド外用剤について既知のものであった。 アンテベート軟膏、アンテベートクリームの承認時までの調査及び使用成績調査の集計における安全性評価対象7,875例中105例(1.33%)[軟膏4,012例中51 例(1.27%)、クリーム3,863例中54例(1.40%)]に副作用が発現した。 これはステロイドの副作用が免疫を下げることから感染症を伴った部位に塗ると感染症に対する体の免疫が下がりむしろ悪化します。 特にアトピーの人は様々な感染症にかかりやすいため、アトピーとはなんか違った炎症があるなぁと思ったら必ず医者に見せに行きましょう。 ステロイドを使ってはいけない感染症一覧 アトピーに多い感染症は伝染性膿痂疹や痂皮性膿痂疹(どちらもとびひだがウイルスの種類が違う)、ヘルペスウイルス、カポジ水痘様発疹症(ヘルペスがもっと酷くなったもの)、水疱性膿痂疹(黄色ブドウ球菌の拡大)。 白癬菌(水虫)、毛のう炎(ニキビと待ちがえやすい)、ニキビ等 ただしニキビは医者の指示で塗り続けても言いと判断されることもあります。 アトピーの場合はケースバイケースが多いので医者の指示に従うのが一番確実です。 感染症にステロイドを用いる場合は抗菌剤で菌を死滅させてからステロイドを使う。 使う際に気をつける部位 皮膚萎縮やステロイド潮紅等をはじめとする局所的副作用がおきやすいので顔面、首、顎、陰部、観察部位の使用には注意すること。 特に顔、首、顎はステロイドの吸収率が高く副作用がおきやすいので特に細心の注意を払ってぬるべし。 老人や妊婦の人は注意深く使う 老人は薬の副作用が強く出る傾向にあるので注意して使う。 妊婦の人は普通に使う分には大丈夫ですが強いステロイドを頻繁に使っている場合だと医者に相談したほうがいいと思います。 自己判断でやめない アトピーの人にありがちですがよくなったから勝手に塗るのをやめるというのがあります。 必ずやめる際は医者に一言言う。 仮にやめるにしろやめる理由(医者への不信感、よくなってきたからやめたい、効かないので止めたい、べたついて嫌、よくならないのでやめたい)等を必ず医者に相談すること。 相談した結果医者から満足な返答を得られない場合は別の病院へ行くのをお勧めします。 ステロイドの使用量を少しでも減らしたい。 止めたいと言う人へ アトピーでできるだけステロイドに頼りたくない。 止めたいと言う人は多いはずです。 医者からは徐々に減らしていけばいいとか上手く減量すればリバウンドはないとか言われた事ありませんか? 僕の経験上そういうこと言う医者は大抵ヤブで気づいたらステロイドが減るどころか塗る量が増えたり強くなっていたというケースもあります。 上のようなヤブはそんなにいませんが現状維持がいいところで量を減らしていくといっていたのに気付いたら何年も同じ量や同じ強さのステロイドを塗っている人は多いはずです。 ステロイドを塗るのを減らす、少なくすると言うのは優れた知識を持つ皮膚科医のみが持つスーパースキルになってます。 そんな皮膚科医は10人に1人とかそういうレベルなのでハズレを引いたときの為にも自分で知識を付けてステロイドを減らすために試行錯誤してアトピーを治していかなきゃなりません。 ステロイドを少しでも減らしたい人に僕はセラミドのサプリメントをお勧めしています。 セラミドのサプリを併用する事でステロイドの使用量を減らせます。 セラミドのサプリは飲むだけで効くお手軽さ。 エビデンス(科学的根拠)がある。 副作用が少ない。 値段がお手ごろ。 この4つを完璧に満たしています。 僕がセラミドのサプリが好きなのは和食にするとか。 お菓子を制限するとか。 運動をするとか。 生活に負担がかからずにできて手間隙やストレスが一切かからないところです。 アトピー患者は副作用のないアトピーが治る夢のような薬が欲しいなぁとか思ってますがセラミドのサプリがまさにそれです。 もちろん治るわけじゃないですがセラミドサプリ飲むとだいぶアトピーがましになります。 私と息子 20才 がアトピー体質で、顔の痒みと炎症が特にひどく、こちらのブログにたどり着きました。 何軒も皮膚科に行きましたが、こちらの方が納得いく内容満載なので、順番に読み勉強中です。 お聞きしたくて。 ロコイドは効き目がゆるいみたいで。 結構炎症痒みがひどかったので。

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