スタディー ハッカー。 スタディーハッカー、ベネッセグループに参画

スタディーハッカー取締役 田畑さんに聞く!ENGLISH COMPANY 実績の秘密

スタディー ハッカー

医学部・難関大学受験向け予備校「烏丸学び舎」を設立。 2015年に英語のパーソナルジムENGLISH COMPANYを設立。 2018年に英語学習コンサルティングに特化したSTRAIL(ストレイル)を設立。 「第二言語習得研究」と呼ばれる学問をベースとしたトレーニングにより、90日間で劇的に英語力を伸ばす英語のパーソナルジム「ENGLISH COMPANY(イングリッシュカンパニー)」。 受講待ちが600名を超え「入りたくても入れない」と評判です。 そのサービスを提供するのが株式会社スタディーハッカー。 京都で大学受験向けの予備校からスタートした会社ですが、これほどまでに英語学習者の心をつかむサービスの誕生の裏側には何があったのでしょうか? 同社の代表取締役である岡健作氏にインタビューを行いました。 ENGLISH COMPANYはいわゆる一般的な英会話スクールとは異なり、第二言語習得研究をベースとしたトレーニングによって短期間で英語力を向上させています。 最近では似たようなサービスも増え、一般に認知されてきました。 ——このサービスは喜んでもらえるという確信があったのでしょうか? そうですね。 もともと予備校のころから、第二言語習得研究をベースとした英語指導を行ってきましたし、そこで実績もでていました。 3ヶ月で一気に成績を上げる短期集中講座も予備校で生まれ、成果のあったものです。 ですから、それを社会人向けに展開すれば結果はでると思っていました。 ——予備校で英語指導をされていたころのエピソードを教えてください。 京都で最初に作った予備校では、当初から「受験英語に第二言語習得研究の知見を取り入れて、受験勉強を効率化する」ということを目的のひとつとしてスタートしました。 意気揚々と立ち上げたものの、設立時は「よくわからないことを言っている塾がある」という感じで、あまり反応がよくなかったんです。 最初に集まった生徒はわずかに5人だけでした。 転機になったのは設立の2010年の夏に、「3ヶ月で英語の成績を一気にあげる」ということを目的とした短期集中プログラムリリースしたことです。 実際にわずか3ヵ月で偏差値が20ほど上昇した生徒がでて、ちょっとした評判となり、次第に生徒数が増加していきました。 その講座以外でも、偏差値40くらいだった生徒さんが京都大学に合格するとか、偏差値が100を超える生徒さんが出てくるとか、そういった実績がいくつも出てきました。 とはいえ、大学受験にはどうしてもきまった形があるわけです。 いわゆる「受験英語」と呼ばれるものですね。 どうしても、その形にそって指導を行う必要がありました。 一方で、第二言語習得研究というのは言語習得そのものを扱うものなので、受験英語に合わせようとするとどうしても不自由さを感じていました。 そのころから、この第二言語習得研究をベースとしたトレーニングの成果は、より一般的な、たとえば社会人向けのスクールでこそ本領が発揮できるのではないかと感じていました。 ——ENGLISH COMPANYのサービスを開始した当時、苦労されたことはありましたか。 予備校で展開していたサービスをベースにしていましたから、立ち上げでものすごく苦労したということは実はあまりありません。 ただ、第二言語習得研究はあくまでも人がどのように第二言語(外国語)を身につけていくのかということについての「理論」です。 教え方やメソッドそのものではないのです。 ですから、第二言語習得研究でわかっていることをどのように教授法に落とし込んでいくのか、理論をベースにどのようなメソッドを作るかという点は、予備校時代に試行錯誤しました。 大学の先生に実際の予備校の授業を見てもらったり、研究室に相談にお伺いしたりとか、何度もご相談をしていました。 ——生徒さんはすぐに集まりましたか? オープンしてすぐ数百名のお問い合わせがきました。 当時、短期集中でパーソナルトレーニングを行う英語コーチングを提供しているところはありませんでしたので、これほどニーズがあったのかと少し驚きました。 ——「第二言語習得研究」とはどのようなものか、簡単にご説明していただけますか? 人が第二言語いわゆる外国語をどのように習得するのかというプロセスやメカニズムを研究する学問領域です。 言語学や教育学、脳科学のような様々な学問を含んだ学際的なもので、1960年代くらいから盛んに研究されています。 言語習得のプロセス・メカニズムが分かってきたことから、どのように学習をすれば効率良く学びが進められるのかということについてもたくさんのことがわかってきています。 ——第二言語習得研究をどのような形でメソッドやプログラムに応用しているのでしょうか? 主に、学習者の英語習得における課題の正確な発見、および発見された課題に対するアプローチの決定に応用しています。 今どこに課題があるのか、どこでつまずいているのかを見つけるというところですね。 それが分かれば「ここでつまずいているのであれば、こういうアプローチをすれば効果的ですよね」ということが自ずと分かってきます。 課題発見アセスメントのメソッドを開発して、それに基づいて各トレーナーが学習者それぞれの課題を診断しています。 ENGLISH COMPANYのトレーナーについて ——トレーナーは全て日本人ですが、日本人が英語を教えるメリットを教えていただけますか? 日本人が英語を教えるメリットというよりは、日本人だから良い、ネイティブだから良いというわけではありません。 英語の教え方や言語習得に精通しているかどうかが大切なことです。 例えばそれがネイティブであっても教授法に精通しているということであれば十分に意味があると思います。 一方で、「ただ英語が話せるだけ」という人は、教え手としては専門性がないわけですから、その人が日本人であってもネイティブであっても十分に教えられるとは考えていません。 日本語ができるからといって日本語を教えられるわけではないのと同じように、英語ができるからといって英語を教えられるわけではありません。 日本人講師でも英語が出来るから、あるいは自分が英語を身につけたから英語を教えられると言っている人がいますが、自分が英語を身につけたということと英語を教えるスキルがあるということは、似て非なるものだということです。 ですから、やはり専門的な知識やスキルを持った人が教えるということに意味があるのです。 ——2019年4月に31名のスタッフが新たに入社されたようですが、トレーナーとして採用された方は何名くらいですか? 25名です。 4月は教育業界にいた方が年度の変わり目で転職するケースが多く、経験者が多いのが特徴です。 応用言語学を国内外の大学・大学院で学んでいたり、フルブライト奨学生として留学していたり、最近は入社するトレーナーの専門性が大きく向上しています。 また、ありがたいことに求職者からの評価が高まっています。 先日の話ですが、応募いただいた方に志望理由をお聞きしたところ、「転職したいと教授に相談したら、ENGLISH COMPANYは専門性が高いから、あなたみたいな人は行ったらいいんじゃないですか」と言われたからというものでした。 twitterなどのSNSでも「ENGLISH COMPANYに入社することになった」と投稿した人に対し、周りから「いいな」「自分も行きたいと思ってたんだよね」みたいな声が出てきたりしています。 専門性にこだわってやってきてよかったなと感じています。 ——御社の存在がなかったら、それまで専門スキルを持った方が転職される場合、どういったところに入社されたりしたんでしょうか? 普通に英会話学校に行く、学校の先生として働く、あるいは大学などで教えるといったケースが多いと思います。 しかし、専門スキルを活かせるかどうかというとなかなか難しい場合が多いのです。 一般の高校に教員として就職して、海外の大学院で身につけてきた応用言語学をベースにしたような教授法を十分に使って活躍ができるかというと、なかなか難しい。 誰が悪いということではなく、そういう状況になっていないのですね。 もちろん、そういう状況を変えていくために頑張っている方もいらっしゃいますが、すぐそのスキルを使いたいという方にとってはひとつの大きな選択肢になっていると感じています。 ——トレーナーとして採用されるために最も重要なスキルはなんでしょうか? やはり専門的な知識や英語力ですね。 これは大前提です。 それから、トレーナーとして、先生としての資質みたいなもの。 生徒さんに成果が出ることをほんとうに嬉しいと思うタイプの人かどうかということです。 一般に、英語を身につける理由はたとえば「海外で活躍する」とか、「外国人と仕事をする」だとか、そういうものが多いと思います。 一方で、英語の先生という職業は、英語を使う仕事の中ではかなり特殊です。 日本人相手に英語を教えるのですから。 これは教えるのが好きな人でないとなかなか難しいことだと思うのです。 ——専門的な知識とは、具体的に第二言語習得研究をされていた方でしょうか? そうですね。 そういう方もいらっしゃいますし、その周辺領域ですとか、学校や予備校での現場で教えるお仕事の経験を積んできたというものがおります。 教授法や理論についてのきちんとした知識をお持ちであったり、経験があることは大きいと思います。 ENGLISH COMPANYのトレーニングの中では、「コーチング」と「ティーチング」の両方を行っていきます。 コーチングはティーチングの経験がとても活きるんです。 どういうところで人がつまずくのか、こういうつまずきをした時にはどういうことが現象として表れるのかというのは実際にトレーニングをする、教えるということの中で研ぎ澄まされていきます。 ですから、教えたことのない人がコーチングだけをするというのはやっぱり難しいんですよね。 新しく立ち上げたコンサルティングサービス(ストレイル)でも、ENGLISH COMPANYのトレーナーとしてティーチングの経験がある人がコンサルタントになるルートになっています。 英語学習のモチベーションについて ——「毎日歯磨きをする」くらい英語学習を習慣化するために「行動科学」を取り入れていらっしゃいますが、「行動科学」とはどのようなものですか。 ごく簡単に言えば、行動科学とは人の行動を分析して、法則性を見つけ出そうというような学問です。 その方のチームの監修を受けて、「英語学習を続ける技術」というものを開発しています。 例えば1日1時間勉強する習慣を身につけたいとします。 その時にまずは15分刻みで一日のスケジュールを振り返ってみるのです。 すると、「何にもしてない15分間」のスロットがいくつか見つかるんです。 そのうち4つくらいを「とりあえずここは英語勉強できるな」というふうに決めて、学習していくと勉強が始めやすくなったりします。 すでにいま何かをやっていることをやめて、そこに英語の学習をはめる、ということではなくてなにもしていないところで取り組みを始めると言うことですね。 15分間あれば結構な事ができます。 単語を覚えるとか、30秒のスクリプトの音読だったら30回くらいは取り組めます。 ——なぜモチベーションではなく習慣化が大切なのでしょうか? 私たちが習慣化を大切にしているのは、英語の習得は3ヶ月で「完成」するというものではないと思っているからです。 3ヶ月間トレーナーが寄り添い激励して、「頑張れ!頑張れ!」としつこく連絡して、「とにかくこの期間は勉強だ」と続ければ3ヶ月間はできるかもしれない。 だけどそのトレーナーがいなくなっても学習の継続はできるのでしょうか。 私たちは、卒業した途端に学習をやめてしまうような無理矢理な方法には意味がないと思っています。 ENGLISH COMPANYのサービスは独学で取り組めば1年2年かかる伸びを3ヶ月で達成してもらうというものです。 しかし、大幅に伸びたからといって完成するわけではありません。 卒業した後も地道に学習を継続していただくために、習慣化は非常に重要だと考えています。 ——3カ月の受講期間で、英語学習は習慣化されるのでしょうか? そうなることを目指しますし、そう言っていただけることは少なくありません。 「もう癖になっちゃいました」「やらないと気持ち悪い」みたいな感じですね。 例えば外から帰って手を洗うということを習慣にしている人は、手を洗わないと気持ち悪いと感じると思います。 同じように、夜寝る前にいつも単語を覚える人は、今日はやるべきことをやらずに寝ちゃってるなという感じになります。 そこは習慣化の効果だと思います。 岡社長について ——勉強を教える立場になりたいと思ったきっかけは何ですか? 小学生の時です。 正直、小学校の勉強はつまらないなと思っていたのですが、塾に行かせてもらって、そこで先生ってものすごく面白いなと思ったのがきっかけです。 小学校の頃から塾の先生になりたいと思ってました。 ——仕事の一番のやりがいは何ですか? やっぱり、皆さんに喜んでいただけるのが嬉しいですね。 皆さんというのはスタッフも含めてのことです。 「こんなふうに成果があったんですよ」みたいなことを報告してくれるときとても嬉しそうなんですよ。 そういうのを見てるとこちらも嬉しくなります。 ——ENGLISH COMPANYも含めてですが、スタディーハッカー様の今後のビジョンがあれば教えてください。 スタディスマート(学びに合理性を)が弊社のミッションです。 より効率的な学びを広めていきたいと思います。

次の

スタディーハッカー、最先端AI技術を活用した音読などのスピーキング能力評価ツールを提供開始:イザ!

スタディー ハッカー

学びをもっと合理的でクールなものに。 学ぶことは、「何かを身につける」というとてもシンプルなこと。 そしてそれによってのみ、人は前に進むことができます。 スタディーハッカーは、「教育ベンチャー」です。 教育というもの、学びということがよりよいものになるように活動をしています。 しかし、既存の教育 の仕組みを壊したり、何かに置き換えたりすることそのものを目標にしたりはしません。 それは、とても傲慢で、なにより非効率なことだと思うから。 むしろ、長く機能してきたその仕組み、教育の現場でしか得られない経験をベースに、教育学的な知見やITを用いた効率化を組み合わせ、学習者が何かを身につけること、 そして、そのサポートをすることに力を注いでいきます。 できるだけ丁寧に、しかし、できるだけ手際よく学ぶこと。 そのことだけが、その知の力だけが、私たちを前に進めてくれます。

次の

ベネッセがスタディーハッカーを子会社化

スタディー ハッカー

時短型英語パーソナルジム「StudyHacker ENGLISH COMPANY」(以下:ENGLISH COMPANY)や英語学習コーチングサービス「THE CONSULTANT」、大学受験予備校の「烏丸学び舎」を運営する株式会社スタディーハッカー(本社:京都府京都市、以下:当社)は、2020年1月17日、当社代表取締役社長 岡健作が株式会社ベネッセホールディングス(本社:岡山県岡山市、以下:ベネッセホールディングス)に発行済株式の50. 当社は、2020年4月13日の株式譲渡に伴い、ベネッセホールディングスの連結子会社となる予定です。 概要 当社は2010年に医学部・難関大受験の専門予備校(注1)として設立、創業時より「Study Smart. 一方、ベネッセホールディングスは、「Benesse=よく生きる」を企業理念とし、1955年の創業以来60年以上にわたり、教育や介護の領域を中心に事業を展開しています。 教育分野では、リーディングカンパニーとして幼児から大人向けの教材開発から教室運営に至るまで、様々な事業を展開しています。 この度、ベネッセグループに参画することにより、英語ジム事業の成長を加速することに加え、業界内でのポジション確立、さらに採用の強化を目指してまいります。 (注1) 当社が運営する予備校「烏丸学び舎」および当社の子会社である株式会社Learning Cityが運営する予備校「学び舎東京」「学び舎東京PLUS」は本件譲渡の対象外とします。 代表コメント 株式会社スタディーハッカー 代表取締役社長 岡 健作 この度、当社はベネッセグループに参画することとなりました。 日本最大の教育系企業のグループの一員となるこの機会を最大限活かし、よりスケールの大きな発想で、お客様の課題解決に貢献できればと考えております。 引き続きStudy Smartのビジョンのもと、より合理的でスマートな学びの形をご提供するとともに、ベネッセグループの更なる発展に貢献できるよう努めてまいります。 ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。 ENGLISH COMPANYについて 「StudyHacker ENGLISH COMPANY」は、言語習得の科学「第二言語習得研究」の知見を用いたトレーニングで、受講生の学習生産性を最大化し、短期間で英語力の大幅アップを可能にする、「時短型」英語学習ジムです。 2017年9月には法人様向けプランをリリース。 2018年5月には、卒業生様向けの会員制継続プラン「EC Prime」をリリースし、3ヶ月終了後の受講生の学習サポートも開始しております。 同年6月には、対面型トレーニングと同内容のトレーニングをオンラインでご受講頂ける「オンライントレーニング」の提供も開始いたしました。 ENGLISH COMPANY 公式サイト:• THE CONSULTANTについて 「THE CONSULTANT」は、英語学習を専門家がコンサルティングすることによって学習の生産性を最大化させる、自習型学習サービスです。 「第二言語習得研究」をはじめとした言語についての諸学問を大学や大学院等で学んだ専門性の高いコンサルタントが、課題発見アセスメント及び週単位の学習計画プランニングを行います。 また日々の遠隔サポートと自学自習スペースの自由利用により、従来型サービスより費用を抑えつつ英語スキルの大幅アップを実現いたします。 スタジオには、専属コンサルタントの常駐、当社が開発した英語学習動画やアプリ等の学習コンテンツの提供等、充実した学習環境をご用意いたしました。 2019年3月には、「ENGLISH COMPANY」同様、法人様向けプランをリリース、同年8月には、「オンラインコンサルティング」の提供も開始し、同年12月には4拠点目をオープンしました。 THE CONSULTANT公式サイト:• 会社概要 会社名:株式会社スタディーハッカー(StudyHacker Inc. ) 代表者:代表取締役社長 岡健作 所在地:(京都)〒600-8422 京都府京都市下京区室町通仏光寺上ル白楽天町521-1 (東京)〒102-0084 東京都千代田区二番町3-4 麹町御幸ビル4F 設立:2010年2月24日 資本金: 21,000,000円 URL: 事業内容:大学受験向け予備校事業、 メディア事業、 英語教育事業、 教育系アプリ開発事業.

次の